糸川先生との出会いは1968年アポロ11号打ち上げ月面着陸のTV番組解説者をお願いしたのがキッカケでした。
爾来、人生の師と仰いで30年、今でもことあるごとに先生の温顔が脳裏を去来します。
10年以上前、バブル経済たけなわの頃のことでした。 「瀬川さん、私はどうしても今の日本が昭和大恐慌の時とそっくりに思えてならない。このまま進むと日本は大変なことになる。それを乗り越える方法があるんです。このことを何としてもみんなに伝えたい」と言われました。
先生の脳裏には、21世紀〜つまり今の日本が鮮明に映っていたに違いありません。この思いは1992年に出版された「復活の超発想」(徳間書店)に恐ろしいほど的確に予測されています。先生は百才、二百才まで生きて日本国の、日本人の役に立ちたいを考えておられた方です。87才の死はさぞご無念であったろうと思います。
ご生前に教えを受けた数々の事柄が録音された「糸川英夫のテープ」から、先生の知恵を盗ませていただいても決してお叱りは受けないと思います。
僭越をかえりみず敢えて故「糸川英夫のホームページ」を開くゆえんです。
瀬川 昌昭